フライス盤を使って、サイコロ状の立方体の材料を削り、立方体の中に2つの閉じ込められた立方体を作ってみた。

使用した切削工具は

• φ13ドリル
• φ16ザグリ用エンドミル
• φ32ザグリ用エンドミル
• φ15×ｔ1.5キーシードカッター
• φ15×ｔ4Ｔスロットカッター

の5種類。

材料はアルミ(A5052)　50㎜×50㎜×50㎜　を使用し、バイスに材料をクランプして加工した。

加工手順

1. φ13ドリルで穴あけを深さ18までを6面全て加工
2. φ16ザグリ用エンドミルで深さ18.3までを6面全て加工
3. φ32ザグリ用エンドミルで深さ12までを6面全て加工
4. φ15×ｔ1.5キーシードカッターで18.3の深さの溝加工を6面全てに実施するが、加工中に切り離れない程度で溝加工を実施
5. 一番小さい立方体になる部分を押して切り離す
6. φ15×ｔ4Ｔスロットカッターで12の深さの溝加工を6面全てに実施するが、加工中に切り離れない程度で溝加工を実施
7. 中サイズの立方体になる部分を押して切り離す
8. 加工バリなどをヤスリやペーパーを使って仕上げる

以上でキューブに閉じ込められたキューブの完成です。

YouTubeチャンネル「けずりん」さんの「旋盤、出られないサイコロ」を参考にしました。

「旋盤、出られないサイコロ」 の動画はこちらをクリック