朝礼
エッセイ
2019.09.10
榮製機の朝はラジオ体操から始まります。
ラジオ体操が終わった直後に、玄関前に整列して全体の朝礼を行います。
雨が降っていたら朝礼は中止です。
朝礼の担当は、主に役職者が順番に行うことになっています。
朝礼の内容は、会社全体の連絡事項と担当者からの「ひとこと」で簡単な小話をします。
会社の玄関前は、そこそこ交通量の多い道路に面しているので、大きな声でしゃべらないと後ろの方まで声が届きません。
「連絡事項」や「ひとこと」を話してもらう理由としては、
- 大勢の前で話をして、人の視線に慣れることで、極度の緊張状態にならないように訓練する。
- 車の騒音にも負けない、大きな声で話ができる訓練をする。
- 自分の頭で考えたことを、他人に上手に伝えることができるように訓練する。
- 「ひとこと」を話さなけれなならないため、日々の出来事などを注意深く観察ができる訓練をする。
などが考えられます。
人前で話をすることは、ほとんどの人が緊張をするものだと思います。
「上手く話をしなければ」とか「みんなが見てる」とか『自意識過剰』になるほど緊張するものです。
ほとんどの人が、上手く話してもらえることを期待していないし、それほど注目もしていません。
自分が聞き手のときを思い出してもらえば分かると思います。
極度に緊張してきたら、(良い意味で)「みんなたいして期待なんかしていないぞ」と言い聞かせることで、いくぶん緊張が和らぐと思いますので試してみてください。