架線工事

架線工事

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2020.09.10

築40年ほど経過している第4工場の電灯線回路で、時々ブレーカーが作動する現象が続いていて、考えられる要因を電気保安の方と協議しました。

最も可能性がある箇所として、電気室から第4工場の配電盤までの電灯線に何らかのトラブルが発生していることが考えられました。

根拠としては、

  • 電気室ブレーカーから、第4工場配電盤ブレーカーまでの配線について電灯線間の抵抗が異常に低い
  • 電気室のブレーカーは更新済みで、先日ブレーカーが作動した際にも雨などで濡れた形跡もない
  • 第4工場ブレーカーからコンセントまでの間で問題があるのであれば、それぞれの回路のブレーカーが作動するはず
  • 電気室から第4工場の架線の外観目視は、問題になりそうな部分は見当たらない

などの理由です。

原因を特定するために、電気工事業者の方に電灯線の不具合調査、改修工事見積もりの下見をお願いし、電気室から第4工場の架線、及び第4工場内の引込口から分電盤までの電灯線を交換することにしました。

晴天時では、各線間の絶縁は問題ないのですが、天候不順の場合、絶縁抵抗が低下することも判明し、おそらく被覆が劣化した個所から雨水が浸み込みイタズラしているのではと予測されます。

工事日は風も少なく、天候にも恵まれ無事に工事が完了しました。

新しい架線

要因は、電気室から第4工場への架線の被覆に劣化が発生していたことでした。

被覆が劣化(古い架線)

今回の工事で、ブレーカーが作動してしまうトラブルは解消されると思われますが、しばらくは様子見です。

これまでに漏電事故が起きなかったことは運がよかったと感じています。

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