非接触測定機デモ
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2019.09.09
HEXAGON(ヘキサゴン)製の測定機のデモンストレーションに来ていただきました。
当社には、門型の三次元測定機はありますが、これは接触した部分のポイント測定であり、面全体が狙った寸法通りになっているかの保証にはなりません。
すなわち測定したポイントの寸法保証でしかありません。
デモンストレーションで使用したのは、7軸モデルのアーム式で、レーザースキャナーを搭載し、非接触測定ができるタイプのものになります。
デモンストレーションに来ていただいた目的は、非接触測定で金型部品や金型全体の面を測定する必要性が発生したので、道具として使い勝手や精度などの検証をするためです。
金型製作において、寸法公差の厳しい部分を測定するには三次元測定機で寸法保証し、非接触測定の測定精度で問題ない部分は非接触測定で寸法保証し、お互いの強み同士を組み合わせ、より高次元な寸法保証も考えられます。
非接触測定機にはカメラ式のものもあるが、現場が手軽に使えて、ストレスが少なく、要求精度を満たすものとして、今回はアーム式のものを紹介していただきました。