キャビティ部品 P04
鋳造型/鋳造型部品
材質:FCD550
使用機械:牧野a81nx 設備一覧はココをクリック
黒皮の鋳抜きしてある材料に対し、黒皮のバランスを取りながら、汎用フライス盤で片側0.3㎜残しで六面加工を実施。
その後、マシニングセンターにて荒取り加工~仕上げ加工までを実施。
マシニングセンターでの加工は、荒取り加工、仕上げ加工、斜め穴加工、をあっちからこっちからで加工をし、合計12方向から加工をしたため、とても手間のかかる部品製作となった。
最終的に加工のひずみもなく、品質的に満足できる部品製作ができた。
比較的深いインローポケット加工、キャビティ部に施工する細溝加工も思った以上に上手く加工できた。
課題は、普段使用している仕上げ用のボールエンドミルが、FCD550という材料にあまり適していないようで、材質に適した工具と切削条件を見つけることが急務である。