廃油廃液の処理

廃油廃液の処理

エッセイ

2020.11.07

金型を製作するときに、いろいろな加工機を使用します。

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これらの加工機を使う際にいろいろな油や液を使います。

形彫り放電加工機の加工槽で使用する加工液、加工機の摺動部に使用する潤滑油、切削加工で使用する加工液などがあります。

これらの油類を廃油・廃液として処理しなければならなくなるのは、

放電加工液は、劣化して加工機の性能を十分発揮できなくなってきたタイミングで、加工機の潤滑油は、潤滑のため微量に流れ出し続けて消費しきれなかった油を、切削液は、混入油分が増えて性能が低下したものや腐敗臭が発生したタイミングを、廃油・廃液として考えています。

当社はマシニングセンターによる切削加工がメインになりますので、切削液を圧倒的に多く使用しますので、廃液も最も多く発生してしまいます。

マシニングセンターで切削液を使っての加工

自社に廃液の処理設備がないから業者委託をしていますので、処理費用や環境への配慮で、なるべく少ない廃液にするために、切削液の混入油分はオイルスキマーなどで分離して廃液量を減らしています。

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工場から発生した『廃油・廃液』はドラム缶に入れて業者に委託します。

廃油・廃液をドラム缶に移す作業を、トップ画像のような『ロート』を使って丁寧に作業しているつもりでも、空気の通り道がなくなると「ゴボゴボッ」と吹きこぼれてしまい、周りを汚して拭き取りが必要になりイライラさせられることがあるそうです。

ドラム缶の上面全体が受け皿になるドラム缶専用のロートがあるから「欲しい」との要望があり、確かに廃油・廃液処理のストレスがずいぶん軽減できそうな商品だと感じましたので購入してみました。

ドラム缶用のロート

筆者は廃油・廃液をドラム缶への廃棄処理をしたことがありませんでしたので気にしたことがなかったのですが、ストレス低減だけではなく、作業時間も短縮されますのでこの先の時間コストを考えると十分メリットがある商品だと考えます。

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