金型部品へ文字の彫刻 ~CAM~
加工技術
2019.09.17
金型部品のキャビティ形状に文字彫刻をするときのカッターパスについての話です。
榮製機 金型事業部では、マシニングセンターでキャビティ加工をした後で、そのままマシニングセンターでキャビティ曲面上に文字の彫刻加工を施します。
カッターパスを作るためのCAMは『CAM-TOOL』を使用しています。
文字彫刻をする場合でも、文字を彫り込んだ状態の3Dモデルは作成しません。
文字彫刻が無い状態の3Dモデルのままにしておきます。
カッターパスの作り方は、彫刻したい文字のワイヤーフレーム曲線を配置し、文字の内側に対してカッターパスを作成します。
出来上がったカッターパスをキャビティ面に投影し、投影されたカッターパスを複数コピーしたものが、実際に使用されるカッターパスになります。
使用する切削工具については、以前のブログ記事を参照ください。
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