割り出し加工
加工技術
2019.09.13
円筒状のワークに対し、角度割り出しを行いながら加工をしなければならない場合があります。
例えば、下図の様な部品を製作するとします。
加工工程は、
- 汎用旋盤で外径と内径の円筒形状を加工
- 汎用フライス盤で6角部分の面削と放射線状の穴あけを加工
が考えられます。
汎用フライス盤の加工工程で、バイスなどで挟んで加工をする場合は、
- ワークをバイスに挟んで、6角面の1つをエンドミルなどを使用して面削
- 放射線状になっている穴をあける(6ケ所中の1ケ所)
- ワークを 60゜回転させバイスに挟み直し
- この作業を繰り返して、 6角部分の面削と放射線状の穴あけを加工
このような加工方法が思い浮かびます。
この方法でも加工は出来ますが、大変手間が掛かり面倒な加工になります。
製作数が増えれば増えるほど、嫌になってしまいます。
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小物部品でしたら、ミルデックスを使って加工をすれば、とても効率よく、高精度な割り出し加工が実現できます。
製作数が増えてもそれほど気になりません。
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