暑さ寒さも彼岸まで
エッセイ
2019.09.30
今朝(9/30)、会社に出勤すると、敷地のあちらこちらで赤い花びらを纏った彼岸花が花を咲かせていました。
毎年、決まって彼岸の時期になると花を咲かせ、あっという間に散っていく様は、春に咲く桜を連想してしまい、自然の不思議さと偉大さを感じます。
秋分の日(9月23日頃)を中日とした前後3日間、合計7日間を秋の彼岸と呼ぶそうです。
夏の暑さもいくらか和らぎ、過ごしやすい日が増えてきましたが、この時期になると「朝と昼の気温差が大きいので、体調管理はシッカリと!」など、よく耳にすることがあります。
でも、愛知県で実際に朝と昼の気温差がを調べてみると、気温差が大きい順番は、春⇒冬⇒秋⇒夏、となるそうです。(秋と夏の差は僅か)
榮製機、金型事業部では、それなりに大きな工作機械があります。
工場内の温度差を小さくしておかないと、加工精度が安定しません。
温度差の中には、昼夜の温度差と、場所による温度差があります。
温度差を少なくするためには、エアコンの使い方と風の流し方が重要になってきます。
限られたエアコン設備と扇風機を使った空気の撹拌(かき混ぜること)を使って、最大限の効果が発揮できるように工夫するしかありません。
これから先の季節、冬に向かって温度差をコントロールすることが難しくなってきますが、精度維持のために十分注意をしなければなりません。
精度維持のため、季節と上手に付き合っていく必要があるのです。